低価格でPCを高速化できるキャッシュ専用SSD「Optaneメモリー」発売

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インテルは、新しいメモリー技術「3D XPoint」を採用する「Optane メモリー」を発売しました。

「Optane メモリーM.2モジュール」は、対応するIntel 200シリーズチップセット搭載のマザーボードと、第7世代Coreプロセッサ上で動作するキャッシュ専用のSSDとなります。容量は16GBと32GBがラインナップされており、16GBは6,000円台。

Optane メモリー導入のメリットとしては、HDDやSATA接続のSSDの高速化があげられます。キャッシュ専用のSSDですので、ここにプログラムのインストールやデータのコピーをする必要がありません。例えば、オフィスソフトやゲームを使用し、再度起動するときはOptane メモリー内のキャッシュから高速起動するという仕組みです。

また、頻繁にデータの読み書きが発生するプログラムの間にOptane メモリーが入ることで、SSDの保護が可能です。
デメリットとしては、動作するためのCPUやマザーボードなどを揃えたり、Windowsを新規インストールするなどの条件があること。そして価格と容量です。
価格がこなれたSATA接続のSSDなら120GBの製品が6000円台で購入可能なので、Optane メモリーを導入しようという場合は価格やHDDとのバランスを含めて検討したほうがいいでしょう。