ASUS（エイスース）は、ノートブックの新製品5機種を発表しました。台湾・台北で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2017」でお披露目になった、それらの製品の中から編集部として、ゲーミングやクリエイティブの性能を追求する視点で要チェックなものをピックアップしてご紹介していきます。
まず「ZenBook 3 Deluxe」。画面サイズが14インチのノートブックでは世界最薄の厚さ12.9mm。重量は1.1kgと、非常に軽量です。CPUにはIntel Core i7を採用（上位機種）。ストレージは容量1TBのSSD、メモリー容量16GBを搭載しています。GPUは内蔵のIntel HD Graphics 620です。COMPUTEX会場では、2基搭載しているThunderbolt 3ポートから外付けビデオカードボックス「ROG XG Station 2」へ接続した状態で展示し、いわゆる「eGPU」でのグラフィック性能アップが可能な点をアピールしていました。
ZenBook 3 Deluxeの価格は、約13万円（1199ドル）から。普段使いとしては十分な性能と持ち運びやすさを備えつつ、外付けビデオカードボックスというオプションによってゲームや映像の処理などのニーズに応えるマシンです。
もう１台、注目したいのは「ZenBook Pro」。画面サイズは15.6インチ。CPUはIntel Core i5/i7 Hシリーズで、GPUにはGeForce 1050/1050Tiを搭載。通常、高性能なGeForce 10シリーズを搭載したノートというと大型で分厚いものがほとんどですが、ZenBook Proは厚さ1.89cm、重量1.8kgと持ち運ぶのにも負担が少ないサイズと重さです。
ZenBook Proの価格は、14万5000円（1299ドル）から。この一台で、ウェブブラウジングや書類作成から、ゲームやイメージ処理まで幅広く使える選択肢となるでしょう。
そのほかにも、オプションでGeForce 1050搭載が選択可能な「VivoBook Pro」やヒンジが360度開くタイプでは世界最薄の「ZenBook Flip S」、7.8mmという狭額縁の15.6インチディスプレイを採用した「VivoBook S」など、ASUSは強力で幅広いラインナップをとりそろえてきました。他のメーカーの動向にも注目したいと思います。
