GIGABYTEはSkylake-XおよびKaby Lake-Xに対応するゲーミング・フラグシップ・マザーボードを発表しました。
フラグシップモデルとなる「X299 AORUS Gaming 9」の主なスペックは、Intel Core Xシリーズに対応するCPUソケットLGA2066、DDR4 DIMM ×8、Intel GbE LAN/Rivet Networks Killer E2500 LAN、Killer Wireless-AC 1535(Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac)、PCI Express x16×5、M.2×3、SATA 6Gb/s×8、USB 3.1・USB Type-C Gen 2サポートなど。
I/Oパネルやメモリースロット、PCIスロットにはデジタルLEDで細かなイルミネーション設定が可能な「RGB FUSION」を搭載。さらに、AndroidおよびiOS向けのモバイルアプリ「GIGABYTE RGB Fusion APP」でもコントロール可能としています。先日、台湾・台北で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2017のGIGABYTEブースでもX299 AORUS Gaming 9の色鮮やかに光る様子が展示されていました。
オーディオ機能としてDACにはESS SABRE reference DAC「ESS9018K2M」を搭載。384KHz/32bitのハイレゾオーディオに対応するほか、DSD 11.2MHzにも対応。オペ・アンプには低ゆがみ・低ノイズを特徴とするTI Burr Brown「OPA1622」を採用。オンボードオーディオながら音質にもこだわっています。
また、マザーボードおよびメモリースロット、I/Oパネルなど、スロットやケーブルの抜き差しの負荷がかかる部分を強化することで、ハイスペックな性能を長く使用し続けられる工夫も見られます。加えて背面には、CPUやファン、GPUなどの重量に耐えうるようにBase Plateを搭載しており、マザーボード全体の剛性を維持しつつクーリング対策にひと役買っています。
日本での発売時期や価格は未定ですが、Intelの「Core i9 7900」の性能を引き出すマザーボードとして期待したいところです。