10コア 20スレッドCPU「Core i9-7900X」などのCore Xシリーズ販売開始

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インテルは、ハイエンドデスクトップ向けCPU「Intel Core X」シリーズ3製品の販売を開始しました。

最上位の「Core i9-7900X」は、10コア20スレッド、ベースクロック3.30GHz、ターボ・ブースト時には4.30GHz、さらにターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0動作時には4.50GHzで動作します。販売価格は12万円台。Broadwell E世代の10コア20スレッドCPU「Core i7-6950X」の販売価格が20万円弱であったことを考えると、割安感があります。

 

8コア16スレッドの「Core i7-7820X」の販売価格は7万円台。ベースクロックは3.60GHz、ターボ・ブースト時が4.30GHz、ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0動作には4.5GHzとなる点がコストパフォーマンスが優れています。

6コア12スレッドの「Core i7-7800X」は5万円弱で、ベースクロックは3.5GHz、ターボ・ブースト時には4.00GHzで動作します。なお、ターボ・ブースト。マックス・テクノロジーは搭載していません。4コア8スレッドのKaby Lake世代の「Core i7-7700K」が4万円弱で、ベースクロックが4.20GHz、ターボ・ブースト時に4.50GHzで動作するため、シングルコア性能が高く、魅力的でもあり悩みどころでもあります。これらの棲み分け方としては、Core i7-7800Xはコア数が多いことから、クリエイター向けPCでの効果が期待できそうです。