NVIDIAは、ディープラーニングを得意とするAIのコア「Tensor」を搭載する最先端コンピューティングを支援するGPU「TITAN V」を発表しました。
TITAN Vに搭載する最新の「Volta」アーキテクチャは、110TeraFLOPSを超えるディープラーニング性能、3D積層メモリー、210億個のトランジスタからなるもので、CUDAとTensorコアによる最高のパフォーマンスを持つGPUです。
TITAN Vがメインターゲットとするのは、スーパーコンピューティング、ヘルスケア、金融サービス、ビッグデータ分析に必要な膨大なデータの処理・解析、そしてディープラーニングを必要とする企業および開発者向けとされており、次世代AIのコアとしての運用をにらんでいます。
NVIDIA Voltaアーキテクチャのディープラーニングにおける110TeraFLOPSのパフォーマンスは、640個のTensorコアによって実現するとしていますが、これは現行のNVIDIA Pascalアーキテクチャの5倍以上の速度に匹敵します。