ASUS、複数のWi-Fiルーターで広範囲をカバーする「AiMesh」に対応するファームウェアを公開

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ASUS AiMesh イメージ

ASUS JAPANは、同社製のWi-Fiルーター一部機種向けに、新機能「AiMesh」に対応するファームウェアを公開しました。

「AiMesh」とは、複数の異なるモデルのASUS製のWi-Fiルーターをつなぎ合わせてメッシュネットワークを提供する機能です。

トライバンドWi-Fiルーター「ROG Rapture GT-AC5300」では、2つの5GHz帯域のうち1つをルーター間の通信に使用し、残りの5GHzおよび2.4GHzの帯域を機器接続に利用するようになります。

メッシュネットワークの特徴は、デバイスが常に最適なWi-Fi信号に接続できるよう自動的にWi-Fiルーターが切り替わるというもの。例えば、1階と2階で複数のWi-Fiルーターを使用していた場合は、それぞれの階で最適なWi-FiルーターのSSIDを手動で切り替えているといった利用シーンでも、AiMeshの場合は状況にあわせてWi-Fiルーターが切り替わるというわけです。

またAiMeshは、中継に利用しているWi-Fiルーターの1つが故障した場合でも、安定した信号が受信できるWi-Fiルーターを探して経路を再構築する「自己修復機能」も搭載しています。

AiMeshに対応するWi-Fiルーターは「ROG Rapture GT-AC5300」(46,000円前後)、「RT-AC88U」(29,000円前後)、「RT-AC86U」(23,000円前後)、「RT-AC68U」(13,000円前後)。

※カッコ内はいずれも2018年2月時点の市場価格。