米AMDは1月9日、第2世代のVegaアーキテクチャを搭載したGPU「RADEON VII」を米・ラスベスガスで開催した「CES 2019」で発表しました。現地での発売は2月7日を予定しており、価格は699ドルです。
製造プロセスを14nmから7nmへ移行したことでチップセットの面積が小さくなり、ブースト時の最大クロックが1.8GHzまで引き上げられ、第1世代のVegaアーキテクチャと同じ消費電力で比較すると25%の性能向上があるとのことです。
主なスペックとして、ストリームプロセッサーは3840基、VRAMは16GB、帯域幅は1TB、AMD FreeSync2 HDRサポートとしています。
RADEON VIIにはNVIDIAのGeForce RTX2080のようなレイトレーシング機能はありませんが、GPUのRTX2080と同等の性能である事をアピールしていました。このハイパフォーマンスは、ゲーミング用途だけではなく、CGやビデオ編集などクリエイティブワークにも適したGPUとなっています。