MR機能などが強化された大型アップデート「Windows 10 Fall Creators Update」提供開始

Pocket

マイクロソフトは10月17日、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 Fall Creators Update」の提供を開始しました。今回のアップデートには、「基本機能の向上」「3D」「フォト」「Microsoft Edge」に関するものが含まれます。

基本機能の向上では、頻繁に連絡する人をタスクバーに表示する「My People」、指定したフォルダーやファイルのセキュリティーを強化するランサムウェア対策、「OneDrive」のオンデマンド化、Emoji、「Eye Control」をサポート、スマホとの連携などが追加されました。

 

3Dでは、MR(Mixed Reality)を体験できる機能「Mixed Reality Viewer」が搭載されたほか、3Dオブジェクトの発表の場であるRemix 3D.comとPowerPointが連携して3Dオブジェクトのインポートが可能になるなど、Windows MRへの対応が押し進められました。

フォトには、素材を選ぶだけでムービーを作成する機能や、スライドショーやビデオ編集機能、3Dエフェクトを合成し“SNS映え”する作品作りのサポート、自動タグ付けで素材の整理が簡単になる機能が盛り込まれました。

WebブラウザーのMicrosoft Edgeには、パフォーマンスの向上、PDFへのペン描き込みやフォーム入力への対応、フルスクリーン表示、タスクバーへのWebサイトのピン留めが可能に。そのほかiOS版・Android版もリリースされました。

今回のアップデートは、タッチキーボードの改善などタブレットPCやタッチパネル付きノートの使い勝手も向上しています。